健一

史上最大の作戦の健一のレビュー・感想・評価

史上最大の作戦(1962年製作の映画)
3.9
1962年 🇺🇸映画 モノクロ作品


第35回アカデミー賞
最優秀撮影賞
最優秀視覚効果賞 受賞。

いやぁ〜、映画ってホントにいいもんですね!

若い方は知らないかな?
昔 金曜ロードショーで解説をされていた水野晴郎さんの決めゼリフ!
本作の邦題「史上最大の作戦」というタイトルは水野晴郎さんが命名したらしいです。
昭和を感じますね!

原題は THE LONGEST DAY。
この間「日本のいちばん長い日」を観てえらく興奮した。
本作はまさに「フランスのいちばん長い日」。
見応えたっぷりの3時間でした。

この作品 今までずっとカラー作品だと思ってました(DVD📀のジャケの印象で)。
まさかのモノクロ作品でした。

1944年6月6日。「プライベート ライアン」でも題材になったノルマンディー上陸作戦を描いた本作。
その日を迎えるまでのアメリカ🇺🇸、イギリス🇬🇧、フランス🇫🇷、ドイツ🇩🇪の視点から緊迫感タップリに描かれる。
そして迎える6月6日。それぞれの「長い一日」が始まる。

本作の監督は3人(一説には4人)いてアメリカ🇺🇸関連部分、ドイツ🇩🇪関連部分とそれぞれの国のバージョンを各監督が撮影して編集したそうで。
つまり本作で一番凄い人は編集者の方ですね。

戦場シーンは迫力満点だがエンターテイメント性はほぼ無い。
歴史を忠実に再現することに集中したという感じ。

各国からスター俳優が集結して 豪華キャストが実現した作品らしいが、ジョン・ウェイン、ロバート・ミッチャム、ヘンリー・フォンダぐらいしか わからなかった。
ショーン・コネリー、ロッド・スタイガーは何処にいた?

ラストに流れる行進曲風のマーチはどうしても違和感を感じてしまう。

とても素晴らしい作品でしたが、何度も見返したくなる作品かと言われると、う〜〜ん。



😷コロナパンデミック中に鑑賞😷
健一

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