原作はアンドリュー・ネイダーマンの小説、「悪魔の弁護士」。
負け知らずの刑事事件専門弁護士ケヴィン・ロマックスは、国際的な超大物法律事務所のジョン・ミルトンにヘッドハンティングされる。N.Yのミルトンの下で仕事を始めるケヴィンであったが、そこは文字通り悪魔的な法律事務所であった、、、みたいなお話。
アル・パチーノとキアヌ・リーヴスの共演作品ですが、やはりアル・パチーノは素晴らしいですね。
さまざまな国の言葉を話し、悪魔的に振る舞ったり、ワッルい笑顔を浮かべたり、機関銃のようにまくし立ててたり。
どれをとってもカッコ良いですね。
ラストシーンまでシブいです。
キアヌは、うーん、いつもと変わらないというか(笑)。
シャーリーズ・セロンもこの頃から凄いです。「モンスター(2003年公開)」と同じように、徐々に狂気染まる女性を巧みに演じてます。
ストーリーの方は「全部盛り」みたいな感じ(笑)。
法廷劇を思わせる序盤から、サクセスストーリー系の中盤、そしてサイコ風味を足して、オカルトスリラーに変化して行きます。
こういうのは嫌いじゃないですよ。
20年以上前の作品ではありますが、個人的にはお気に入りです。