ウシュアイア

カフーを待ちわびてのウシュアイアのレビュー・感想・評価

カフーを待ちわびて(2009年製作の映画)
2.4
(2009年3月12日)

沖縄の離島で雑貨屋を営む青年のもとに幸という美しい女性が訪れ,住み着いてしまう・・・。

閉塞感漂う世相のせいなのか,ここのところ山奥やら離島を舞台にしたドラマや映画が数多く世に送り出されている。”スローライフ系ドラマ”とでも名づけられそうなジャンルが確立しそうなくらい作られていて,濫造ともいうべき状況か。

その系統に属する『天国はまだ遠く』が良かったこともあり,評判もよさげだったので,観てみることにしたが,うーん・・・・沖縄の映像はとてもよかったのだが,どうもイマイチ。

幸と明青(主人公)の関係と邂逅に無理がありすぎて,都合がよすぎねぇか?という感じであった。

そして,結末の先に見えるものが,あまり前向きな感じではなかった。
都会には都会の閉塞感が,離島にも離島なりの閉塞感がある。
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