Aoi

悪の教典のAoiのネタバレレビュー・内容・結末

悪の教典(2012年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

原作を読んでからしばらく経ち、映画は見るのを避けてたけどついに見てしまった…あのハスミンを伊藤英明さんが怪演してたのがすごかったし、あの残虐さを映像で再現してたのには鳥肌たった!
クラスの子は美男美女揃いすぎて(今となっては錚々たるメンツ)ちょっと見分けがつかなかった笑

でもこういうのが嫌いな人にはあまりオススメしません。鑑賞後快い気分にはならないです。教師が生徒を皆殺しにする話です。そういうエンターテイメント作品です。

↓以下原作と映画のネタバレあり↓


途中クレイとか出てくるハスミンの人物像を描く過去の描写は(そんな話あったっけ)なんかチープで薄っぺらく感じた。

撃たれた友達を助けようとしてAED使ったときの録音が、ハスミンの犯行を裏付ける証拠になったていう原作のエピソードが好きでそこに良さが凝縮されてると思ってたので、映画は何となく録音されててあっさり生き残ったやつが見つけちゃうというオチにはけっこうショック...

原作に全部合わせろってわけじゃないけど、避難袋のくだりもすぐ観客にネタばらししちゃうし、色々な伏線をもっとこっそり出してって、最後はどうなる⁉︎ていう恐怖感とミステリー要素をもっと大事にしてほしかったかなと思った。
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