mh

戦場を駆ける男/戦場を駈ける男のmhのレビュー・感想・評価

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単独行動の爆撃機が敵地ドイツに不時着。負傷者を抱えながら国外脱出を目指すミリタリーエンタメ。
冒頭のシークエンス、ポーランドに潜入した工作員が命と引き換えにした情報収集がかっこいい。
探照灯で照らされる爆撃機の特撮も大迫力だった。東宝の特撮には苦手意識があるんだけど、欧米の特撮って印象まったく違うのはただの気のせいだなんだろうか。
ゲーリング専用車両のくだりの独創性がすごいね。
検問を突破。すぐにあとから敵が来て、検問所のバイクが先導して追っかけるシーンのSWEP5みがすごい。
仲間が死んでいくいっぽうで、脱出ついでに軍需工場の地図をゲット、離陸準備中の爆撃機をジャックして、さらについでに軍需工場のひとつを爆撃して、脱出する痛快な展開。あれこれSWだった?
ドイツ国防軍の兵士が敵地カナダからの脱出を企てる「潜水艦轟沈す」が1941年なので、まったく逆の設定のこれは「潜水艦轟沈す」ありきの企画だたのかもしれないね。
ちなみに「戦場を駈ける女(1961年)」とはまったく無関係。
面白かった。
mh

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