YAZ

緑の光線のYAZのレビュー・感想・評価

緑の光線(1986年製作の映画)
4.5
エリック・ロメール観る
久しぶり観るです

喜劇と格言劇第五作
心と心の燃える時よ、来い

予定をドタキャンされたデルフィ
ーヌのヴァカンスを日記形式で
オープニングタイトルのバック緑

あれも嫌これも嫌なめんどくさい
デルフィーヌ。
家族と過ごすのはヴァカンスではない
からと友人に付いて行くも全くなじめ
ずパリに戻る
そんなの繰り返しで時に涙流したりも

何も起きないヴァカンスなので映画も何
も起きないと言えば起きないけど自分を
理解して欲しい誰かを待ってるデルフィ
ーヌを応援したくなる。
五作までのこの世代の女性でそういう
気持ちになったの初めてかも
ロメールの視線もテンション変わらずも
優しく感じるのは気のせいですかね

緑の光線を見ると自分の気持ち、相手の
気持ちが分かるらしい
緑に守られてると信じてるデルフィーヌ
に心と心の燃える時は来たよう。
待つのを止めた時に来たりするものです

スクリーンでしか見れないはずの緑が
何故か見えた?

50/220
YAZ

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