伊達巻

アタック・ザ・ブロックの伊達巻のレビュー・感想・評価

アタック・ザ・ブロック(2011年製作の映画)
5.0
びっくりするくらい面白かったクライマックスとかめちゃくちゃ泣いた2023初泣きだったすぐにブルーレイ買いましたこれも初買だった。映画の中でもクズ呼ばわりだしどうせというか案の定というか映画観た人たちからもクズ呼ばわりされるクズガキたちの壮絶なる日常、軽快かつ濃厚な隙のないストーリーテリングが見事に面白い、「ジャンプできるかできないか」なんていうどうでもいい台詞さえさり気無く回収するくだりなんかほんとどうでもいいっちゃどうでもいいんだが見せ方がうま過ぎて妙に感動してしまう。たしかに行為それ自体を眺めればクズなのかもしれないがこの映画に感動した俺はとてもじゃないが誰ひとりとしてそうと呼ぶことはできない(てかこれについてはコリンの『ビーチ・バム』で散々嫌な思いをしたのでいい加減いちいち考えるのをやめようと思う)、いやあえて呼ぶとすればなんもしらんで取り押さえるポリスメンに対してクズめって叫びたい、でも叫ぶことはない、かれらが讃えたのはクズどもを冒涜する行為ではなくひとりの勇者の姿だったのだから。何から何まで完璧と言っていいくらい面白かったし見応えがあった。そこまで語らなくても、と思うとこもなくはないが、あれはあれで必要なシーンだったとも思う。めちゃ傑作!好き!
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