【全ては第1作目の大ヒットから始まりました。】
過去に一度観ていましたが、94分と短いので8年ぶりにもう一度観直しました。
シリーズ最新作『マッドマックス:フュリオサ』が今年(2024年)に公開予定なので、公開より前に第1作目・第2作目のレビューをしておきます。
(3作目『マッドマックス/サンダードーム』
4作目『マッドマックス/怒りのデスロード』
は既にレビュー済み。)
『マッドマックス:フュリオサ』は、
タイトル通り、フュリオサの物語ですからおそらくマックス・ロカタンスキーは登場しないんでしょう。
『マッド“マックス“』とは名ばかりですね…。😅
でも『マッドマックス:怒りのデスロード』は最高のアクション映画だと思っていますから、『マッドマックス:フュリオサ』も期待しています。
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【ジョージ・ミラー監督(現在78歳)は今も自分で車を運転するんでしょうか…❓】
「ジョージ・ミラー監督は1945年にオーストラリア🇦🇺のクイーンズランド州ブリスベンで生まれた。当時、その街は自動車🚗やバイク🏍️が無いと生きていけない“超車社会“で育った。そのことがこの映画に影響を与えた。」
という話を聞いたことがあります。
(その逸話の真偽はさておき、)確かに、
公共の交通機関が少ない→生活必需品を買いに行くための移動手段がない→運転免許の返納が出来ない
って高齢の方が自分の地元にも多いので、なんとなく理解できます。👴🏻👵🏻
ジョージ・ミラー監督(現在78歳)は今も自分で車を運転するんでしょうか…❓😅
知りませんけど…、
免許を返納して交通事故とは無縁の安全な生活をしていて欲しい気もするし、
インターセプターみたいなスーパーチャージャー付きの車に乗っていて欲しい気もします。
※ちなみに自分は今作で“スーパーチャージャー“ってものの存在を知りました。
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【なんで悪役は「ヒャッハー‼️」って叫ぶのでしょうか❓】
今作の感想について。
『マッドマックス』がオーストラリア🇦🇺の映画だってことを自分は意外と忘れがちです。😅
ハリウッド映画とは違う妙なバタ臭さ・洗練されていない感じがしますし、今見直すとツッコミどころが沢山あることに気づきました。
⑴まず、主人公:マックスの所属する警察署が全然警察署に見えないんです。
白バイ隊員🏍️も整備士も👩🔧全然警察官っぽくありません。😅
⑵ マックスの良き相棒:グースが悪党に襲われる一連の流れがよく分かりません。
①悪党の罠でも何でもないところでグースがバイクの転倒事故を起こす。
②そこからグースはJAFみたいに迎えを頼むんですが、その回収車をグース自身が運転して帰る。なのにその回収車をそこまで運転してきた人を乗せて帰らずに、その人は自転車🚲で帰る。
③そして、「俺は不死身のグースだぜ‼️」みたいな威勢のいい言葉を放ってから数分後に敵の襲撃をうける。🚬
特に②のグースの行動は人としてどうかと思いますよ。
⑶警察署の署長がマックスにとっては理解のあるいい上司ですけど、彼もちょっとおかしいですね…。😅
グースが襲われて大火傷を負ったため、おそらくパトロールも相当忙しくなったはずなのに、
そんな時に腕が立つマックスに2〜3週間の休暇を与えるんです。
しかもその時の署長の格好が上半身裸で服をきてないのに、ネクタイだけしてるんです。
あの格好もよく分かりません。😅
⑷そもそもあの警察署のパトロール隊員の数も少なすぎます。あと、そのうちの1人が太り過ぎです。
⑸ベンノ“っていう障がいを抱えた男性が登場するんですが、この話に有機的に関わってくるわけじゃないんです。彼の存在が謎です。
なんとなく障がいを抱えた子なりの活躍とかが観たかったんですけどね…。
⑹悪役の一味がやたらとイカれています。
あの一味も結局色々と
ただ、なんとなく『2』の方が更にイカれてて、
「ヒャッハー‼️」って叫んでた気がします。
というか、「ヒャッハー‼️」って言葉の意味も分かりませんが…。😅なんで悪役は「ヒャッハー‼️」って叫ぶのでしょうか❓
⑺『シン・仮面ライダー』🏍️みたいに道路🛣️にびっくりするぐらい人がいませんでした。
その点はおそらく低予算映画なんでしょうが、
或いは、
・他のシーンに金を使いすぎた💸
か、
・舞台設定がディストピアだから
でしょう。
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【『ダーティハリー』みたいな“はみ出し刑事モノ“でもあります。】
この頃のメル・ギブソンはかっこいいですね。
🆒ただ、今作でブレイクしたせいか、これ以降で「メル・ギブソン=“はみ出し刑事“」のイメージが妙に強いです。確か、近年の『ブルータル・ジャスティス』もそうでした。
よくよく考えたら
親玉を先に倒して、その部下のしょーもない奴を殺して終わるのって、普通の娯楽作品なら順番が逆だと思います。🔄😅
ただ、そいつの倒し方が残酷で、
この手錠の鎖⛓️は切るのに10分はかかるが、
足首なら5分で切れる。🦵
って、マックスは悪人をかなり精神的に追い詰めます。でも、苦しみながら死んでいくのはいいですね。あいつが悪いんですから。
ただ、
過ぎ去っていくマックスの背後で大爆発する💥
ラストシーン自体はカッコいい🆒んですけど、決してスカッとする結末じゃありません。
もちろんあいつが悪いんですけど、あのラストは『ダーティハリー』にも似た、かなりアメリカン・ニューシネマ🇺🇸の匂いがしました。
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【今作がこれ以降の映画のカーチェイスシーンに与えた影響は計り知れません。】
好きな点は、
メイおばさんが勇気あります。
“強い女性の存在“って、『マッドマックス』シリーズのひとつの特徴かもしれません。
あと、旅先で買ったあの犬が好きです。🐕🦺
単純にかわいいです。💕
それに、
公開当時、「撮影時に死人が出た‼️」って噂が流れたようですが、そのの気持ちもよく分かります。当時の観客は度肝を抜かれたと思います。
それに、
運転手のバチっと開いた眼👁️👁️の映像をほんの一瞬だけ挿し込んでその直後に衝突&爆破💥するシーンって、カーチェイスの演出でひとつの発明だと思います。
今作がこれ以降の映画のカーチェイスシーンに与えた影響は計り知れません。