【カルト的な人気が出る映画なのは納得しましたが、それと個人的な好き嫌いは別です。】
先に書いておきますが、
高橋留美子さんの漫画はなんとなく好みじゃなくて読んだことがありません。
よって、『うる星やつら』にも全然興味はありませんでした。
でも、この『うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』に関しては、映画関連雑誌を読むと著名人からの絶賛コメントがよく掲載されていて、そのため以前からずっと気になっていたので観ました。
先に結論を書いておきます。
カルト的な人気が出る映画なのは納得しましたが、それと個人的な好き嫌いは別です。
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【基本的に“全員ボケ“ですね…。😅】
ちゃんと『うる星やつら』を観たことがないのでなんとなくのイメージで食わず嫌いしていましたが、やっぱり主人公:諸星あたるは好きになれません。
これまで食わず嫌いでしたが、実際に食べて改めて嫌いになりました。
“ラムちゃんもなんでそんな諸星あたるに惹かれるのか❓”
少なくともこの映画を観る限りでは自分には分かりませんでした。
それからまともな人もかなり少ないですね…。
8:2ぐらいの割合でツッコミ役的なまともなキャラクターもいるんですけど、基本的に“全員ボケ“ですね…。😅
比較的まともに見える担任の先生も、部屋がなんであんなに腐海みたいなのか❓もよく分からないし、
“めんどう君“っていうイケメンな白服の男の子も、まともに見えているけど帯刀していて、文化祭に戦車を持ってくる時点で頭がおかしいし、
この話の解決策を見出す“さくら先生“も妙に古風な言葉づかいだし、普通にノーヘルでバイク🏍️をウィリーさせてます。
保健室の先生なのに生徒の目の前で煙草🚬をスパスパ吸ってるのは、
彼女が不良教師だからでしょうか❓
そういう時代だったからでしょうか❓😅
いずれにしても、
「それがどれだけ大きいか❓」を分かりやすくするためにマッチ箱を横に置くことがありますが、
そのマッチ箱の役割を担う“普通の人“がほとんどいません。
むしろ普段はボケの人が、たまにまともになるような感じで、感覚が麻痺してきます。
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【押井守監督作品だからか知りませんが、作画がめちゃくちゃ手が混んでましたね…。👏】
それから押井守監督もよく知りません。
唯一、『スカイクロラ』って作品をかなり前に観ましたけど、正直言って、全くピンと来ませんでした。😅
すごく難解な監督ってイメージです。
ただ、今作に関しては作画がめちゃくちゃ手が混んでましたね…。👏
文化祭の準備のシーンとか、
主人公の家でみんながバクバク朝飯🍚を食べるくだりとか、
とにかく画面上で賑やかにたくさんの人が動いていて、
とにかくものすごく手が混んだ作画なのは伝わりました。
ぶっちゃけ、このクオリティーを毎週のTV放送で続けていたとは思えません。📺
だからそこは完全に“押井守監督作品だから“だと推測します。
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【「もしかしたら夢の中のままなんじゃないのか❓」🤔】
とはいえ押井守監督のイメージ通り、難解な映画でもありました。🤔
“エヴァンゲリオンの後半“みたいな(なんとなくのイメージですけど…😅)ディストピア映画でもあり、
「同じ一日をまた繰り返している‼️」🔄ってタイムループものでもありますが、
最終的にこれは“夢の中の話“であることが判明します。😴
それも
主人公たちに“だけ“めちゃくちゃ都合のいい世界なのがなんとなく気になってましたけど、
それはラムちゃんの夢の中だということが明らかになります。
そこで自分にはラムちゃんが少し怖くなりました。⤵️
自分たちはずっと幸せだけど、この友引町のそれ以外の他の人たちはみんないなくなるのって恐ろしい話だと思いました。😨
悪い意味で、自分の抱く“セカイ系“のイメージです。
それに、
どんどん場面が矢継ぎ早に変わるので、途中から“何が夢で何が現実か❓“が分からなくなってきました。
劇中にもそれっぽい言葉が出てきましたけど、“胡蝶の夢“ですね…。🦋
『インセプション』や『トータル・リコール』みたいに、
ラストシーンも「もしかしたら夢の中のままなんじゃないのか❓」って疑問も残るぐらいでした。🤔
鑑賞後は狐につままれたような気分になりました。
あと、
あんな金をかけたうえに事故だらけの文化祭は、絶対に赤字でしょうね。🟥
それを考えたらあの校長先生はかなり太っ腹だと思います。
