群青

COWBOY BEBOP 天国の扉の群青のレビュー・感想・評価

COWBOY BEBOP 天国の扉(2001年製作の映画)
4.5
TVシリーズが一番好きなアニメ。とにもかくにもかっこいい。音楽はスタイリッシュだし、アクションも半端ないんだけど。スパイク達の織りなす台詞回しも洒落オツ。一話完結の話がどれもこれもいい。そして運命に翻弄されていく…これらの魅力が時に切なく時に笑えて時に泣ける。もう最高なんすよ!今作はその映画化。


正体不明のバイオテロ。そこに史上最大の懸賞金!最初は懸賞金のために動くスパイク達だが、そうは問屋が卸さない状況に追い詰められる!

この作品の魅力のもう一つはキャラクター達の信念がある。信念というよりスタンスかな。明確に打ち出している。敵側も同様。


あとはやっぱり個性豊かな登場人物たち。スパイクのアクションは勿論かっこいいが、煙に回した言い回しやエレクトラへの独白などコロコロ表情が変わる。人間臭くて良い。
エド、アイン、ジェットは相変わらず。一方フェイは相変わらずお色気担当。胸のシーンは興奮!

どれ一つとして抜くことが出来ないシーンばかりだ!


そして一番かっこいいのが本作の敵ヴィンセント。彼が仕掛けるハロウィンのイタズラともいうべきテロに隠された意味。彼の真相がわかる時にかかる曲、Is it real?はビバップに流れる曲で一番好き。せつねえーやりきれねえ…

夢と現実が混ざりあった世界で彼は蝶を見た…

最後までその世界観に没頭出来ること間違いなし!

Are you living in the real world?
群青

群青