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喜劇 女は度胸のmingoのレビュー・感想・評価

喜劇 女は度胸(1969年製作の映画)
4.2
遅いデビューにもかかわらず彼の演出術のすべてが詰まっていると言っても過言ではない森崎の監督昇進第一作、大傑作。正直山田洋次はそこまで信頼してないけど渥美清×森崎東は信頼しかできない。のをこの映画で実証している。ラストの大盛り上がり大騒ぎの中最後をかっさらう清川虹子の母性異常数値叩き出してて困った。夢にまでみたフェンス越しのキスさらっとやっちゃうのね、凛々しさと瑞々しさと心強さの倍賞美津子をはじめ女たちの強さが圧倒的。それに相反する男たちの女々しさと情けなさが笑いと涙の中で沁みわたる、笑い泣きってこういうんだ。こんな映画もう作れない時代なのね
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