全盛期のマイケル・J・フォックス主演のコメディ映画。
大企業の配送係としてなんとか就職した青年が、大企業ならではのずさんな管理の裏をついて重役として振る舞うというもの。
コメディとしてはなかなかの出来ですが、笑いに関してだと同じマイケル・J・フォックス主演の「ドク・ハリウッド」の方がきちんと計算されててはるかに面白いと思います。
最後の逆転劇をきちんと説明しきれてないのも残念。逆転劇としはエディ・マーフィの「大逆転」や、チャーリー・シーンの「ウォール街」の方が見事かな。
と、結構中途半端な作品なのですが、それでも引き込まれるような面白さはやはりマイケル・J・フォックスによるものなのかな。
エレベーターを利用しての着替えのシーンだけでも一観の価値はあります。