『題名のない子守唄』
北イタリアのトリエステにやってきたウクライナ出身のイレーナはどうしてもアダケル家に近づきたかった。
何故?
イレーナはアダケル家の家政婦となり4歳の娘、テアと激しくぶつかり合いながらも交流を深める。
冒頭から目が離せない不穏な雰囲気。合間、合間に入るフラッシュバックは金髪の女性が男性に蹂躙されているシーンだけど、話しが進むにつれ、この人はイレーナだと確信する。
アダケル家に家政婦として雇われるためには手段を選ばない所、
アダケル家の中の何かを探している所、
テアに執着する所、
何かある。
エンリオ・モリコーネの音楽は良かったけど、少し大げさすぎる所があった。
伏線回収はされないまま終わってしまったりで不満はあるけど、
最後は感極まるシーンが良かったので由としよう。