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『アキュムレーター1』に投稿された感想・評価

3.8
「アキュムレーター1」

〜最初に一言、ティム・バートンの世界に飽き、マトリックスとドニー・ダーコ好きは必見のチェコの奇想天外SFファンタジー・アドベンチャー映画のこの作品を見るべし〜

冒頭、意識不明で入院した男。謎の自然学者、未知のエネルギー、リモコン、思想と言葉、昏睡、決闘、反撃、危機、事の顛末。電球の光、虚構とテレビの中の世界、交差し始める現実。今、謎を解決するために奮闘する人々を描く…本作は1995年ブリュッセル映画祭グランプリ作品として、日本では翌年のゆうばり国際冒険ファンタスティック映画祭にてヤング・ファンタスティック部門グランプリ作品を受賞したチェコ映画で、監督は「コーリャ」でアカデミー賞最優秀外国語映画賞受賞してオスカー監督になったヤン・スヴェラークで、この作品も父親のズデニェク・スヴェラークが出演している。

そもそもこの作品は日本では"ユーロ・ニューオーダーズ"として「アキュムレーター1」「モルグ」「ハーフ・ザ ・ワールド」の3本仕立てで企画されて上映されていたと記憶している。ちなみにモルグとハーフザワールドはVHSのまんまで、数年前にモルグは購入して鑑賞しているが、もう1本はまだ未見である。この際見てみたいものだ。奇跡的に本作だけは国内でDVD化されていて、この度廃盤のDVDをなんとか手にした。そして初鑑賞したのだが非常に面白かった。どうやらBDが外国では発売されているようだ。

さて、物語はある晩、青年オルドは原因不明の瀕死状態で病院に運び込まれた。自然学者と名乗る謎の男がやってきて、オルドに謎のエネルギーを与えて一時的に回復させるのだが…と簡単に説明するとこんな感じで、どこかしらティム・バートンの世界と合致する場面もある。多分それは奇想天外な異世界ワールドに加えて、風光明媚な自然のショットなど、その中で体験する主人公たちの恋愛なども描いているためだと思われる。

主人公の男のなよなよ感と歯医者のテキパキ系女子とのデートなども見ていて面白い。基本的にアホな映画なのだが、チェコ独特のユーモアと温度差(面白さの)があって変な雰囲気で変な感覚で変な想像力を掻き立てられる映画である。所々に空撮ショット等もあって結構迫力がある。ネズミの、あれはCGなのか?可愛らしい姿もある。チェコ女優との濡れ場のシーンもカット割りをうまく重ね合わせて、リモコンをシンボリックに映したり、なかなか面白い演出をしている。


いゃ〜初見したけど奇想天外なSFファンタスティックアドベンチャーと言うべきなのか、ブラウン管の向こうに存在する奇妙な世界が現実世界へと侵略を企てると言う風変わりな設定が非常に面白く、テレビの中に誰かがいると言うフレーズと「壁の中に誰かがいる」(映画)と言うフレーズを昔に聞いたことがある。もちろんそれはウェス・クレイヴンのホラー映画なのだが、この作品は現実と不条理の世界が交差するSFアドベンチャームービーと言う所だろう。現実社会のエネルギーが虚構の世界(この場合、テレビになる)に吸い取られてしまうと言う恐怖を描いている。

本作は「マトリックス」と「ドニー・ダーコ」を混ぜた様な作品で、上記のその2作品が好きな方は楽しめるかと。てか、この作品の方が古いので先取りしている感がある。パラレルワールドの最高のコンセプトの1つを巧く描き、私が今まで見た中で最も独創的で創造的なSF映画だった。これがリーズナブルに見れないのが残念。だってT.Vが人々が死ぬまで神秘的にエネルギーを排出し、生き残るために主人公の男が公共テレビをオフにするためにユニバーサルリモコンを常に持参しなくてはいけないと言う立場に追い詰められる映画ってこの世どこを探してもこれ1本だけだろう。そうでなければ彼は死ぬ…と言う恐怖をコメディと皮肉で描き切ったチェコ共和国の独創的でユニークな作品だ。


タイタニックの劇のようなものが終わった瞬間に、主人公の男が家電屋に行って電池とリモコン購入するのだが、そこの電気屋が停電でちょうど修理をしている作業だったため、修理が完成するとテレビの中に吸い込まれてしまうことを知っている主人公が焦ってその場から立ち去ろうとした瞬間に修理工が電気を直してしまって、狼狽する場面のスローモーション撮影やカットバックが非常に画期的だ。

もはや彼の最大の敵はつけっぱなしのテレビと言う事だから、常にリモコンを何個も持参して、テレビがかかっているウインドウショップを通りかかった瞬間にはリモコンが拳銃の代わりになり、電池をリモコンに入れるのが、拳銃の弾丸を見せるような感じで面白い。実際に主人公の男はリモコンを拳銃をぐるぐる回すようなかっこいい仕草を真似ている。

この映画低予算なのか分からないが、結構お金かけてるように感じるビジュアル映像が多くある。例えば飛行機のシーンや大爆発する火薬の量も然り、演劇のロケを作ったり結構金かかると思う。なかなか楽しめる演出が多かった。この映画きっと社会風刺を描きたかったんだろうなと言う節がある。

所々にグロテスクな描写を挟んでくる(体内の中の血管や心臓など)。この映画、物語はさておきビジュアルインパクトとそのセンスはかなり個人的には好きだ。別にチェコに詳しいわけではないが、何となくチェコっぽい映画だなぁと錯覚する。てか、主演のペテル・フォアマンって映画監督ミロシュ・フォアマンの実子なんだね、へぇー。この映画わりかし面白いのに、調べたら残念ながら配信もレンタルもされてなくて、セル版のDVDを購入しないと見れない状況だ。一応YouTubeに落ちているが字幕は無い。

この監督の作品だと俺が生まれた年の1991年に公開されている小学校と言う映画が非常にみたいのだが、国内ではメディア化されていないため見る術なし。多分YouTubeに起こしていると思うけど…。最後に、この映画室内プールでチェコの妖艶な美女たちに囲まれながらオーガズムに対しての勉強する主人公が非常に羨ましく思った。笑
こぅ
-
「手袋を無くしたの
その片方を見つけたわ あなたよ」

チェコのヤン・スヴェラーク監督による、
【SF・アドベンチャー・スリラー】。


ある日、TVの街頭インタビューに答えた測地学者のオルド(ペテル・フォルマン)は、その放送後瀕死状態に陥ってしまう。
病院に運ばれ、緊急入院する事になったのだが原因は不明のまま。
分かったのは隣のベッドで眠るミクリクと同じ症状だという事のみ…。


オルドは、
3日間意識不明で入院したが、どこも悪いところは見当たらず、即退院した。
謎の先生、フィサレク(ズディニェク・スヴェラーク*)が現れた翌日、隣の患者、ミクリクは亡くなった。


・エネルギーは木材や絵画から得ろ!
・溜まれば電気無くても手だけで電球が点けられる!


兎に角、
エネルギーを奪うTVを観ないように避けなければ、、

ガン/銃撃が
メインには一切出て来ず、敵はTV画面(中)の如く、リモコンをガン(弾込めは電池)の代わりに撃退するパートはユニークで、コメディ色 が漂う。

停電中に電気屋で、
全てのTVリモコンのみを買い占めている最中にアクシデントでピンチに陥るシークエンスも印象的。
TV画面の光線に色が付いているから分かりやすい⤴︎

良い仲になるヒロイン、
アンナ(エディタ・ブリヒタ)とのSEXシークエンスの演出もハリウッドとは一味違うセンス。
2人立ち状態で、足でリモコンを蹴ってしまい、スイッチオンしてしまうシークエンスは見どころの1つ。

一度裏切った女が
また言い寄ってきても相手にしないのはカッコ良いな⤴︎

クライマックスは、
オルドが絶大なエネルギーを集めて危険伴う最後の戦いに挑む。


締めに
オルドから◯◯◯パワー/エネルギー(メッセ)が送られる!!が良き。


総評:
ガチガチに堅っ苦しい作風では無いので観やすい⤴︎
テーマ/メッセージは、マスメディア=受難に対するメタファー(リアルがバーチャルに吸い取られる恐怖)。
シチュエーションが売り/勝負と言える作品で、結果オーライなら幾つか謎を残したまま終了でも作り手は気にしてない印象。
話に広がりが無く、スローテンポで長めだが⤵︎血管に流れる血や、虫歯治療のは他、映像/演出のバリエーションや脚本(セリフ)にはセンスが溢れている!
劇伴は、ハリウッドっぽいが⤵︎

チェコ産は侮れない!
ハリウッド作風/演出に辟易としている者は、一見する価値がある!!


*注記
脚本も兼任したズディニェクは、監督の親父。
かも
1.0
これは厳しい! CGを使わず血管の中とかAEDをくらった時の体内の様子を表現したのは凄いと思ったけど、それだけだったかな… チェコ映画ってのがマズかった。

『アキュムレーター1』に似ている作品

ストーリー・オブ・フィルム エピソード7. 西ヨーロッパ映画の革命

製作国:

上映時間:

65分
3.7

あらすじ

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