このレビューはネタバレを含みます
最初のメッセージを見ながら『犬ヶ島』ってこの映画のことが頭の片隅にあったりしたんだろうか、と思ったりした、違うか、あれはウェス・アンダーソンの犬好きが炸裂しただけか
小さい頃見てた、ディズニーのMVを集めたVHSふたつ(ハワイ土産か何かで全編英語だった)のおかげで、スパゲティ食べるあの有名なシーンだけ知ってた、
アメリカにおける、移民を擬獣化した物語だと、『ズートピア』がヒットした頃にタイトルが上がってて、そのうち見たい、と思っていた、
赤ちゃんが生まれると犬は外に出されてしまう、弟が生まれる姉の話を思わせたのはナルホド
しかし、バンビ、きつねと猟犬、と続けて見てきて、女の子向けの物語として、無知で無垢なレディに、早々に赤ちゃんの話をされ、妊娠出産の話をされ、ロマンスの話をされ…ちょっと辟易。しんどい。こういうのを楽しめる人がディズニーファンをやってるのかな…といくつか知人の顔を思い出すなどした。
シャム猫の歌、素敵だったけどな、あからさまにアジア系で辟易…アメリカ映画におけるアジア系へのあたりの強さ、いまもあんまり変わってないと思うからこそ
吹替版、イタリア系のトランプの声がめちゃくちゃ軽薄で魅力的ではあるんだけど。
ロマンチックで官能的、朝を迎えるシーンまでやっちゃうのかよとビックリ
監獄に入れられて…そしてトランプの女性遍歴を聞いてショックを受ける、うーん…なんだかな、どこまでもクラシカルでロマンチックではあるけれど
子供を襲ったと誤解されて捕まりかけたトランプを助け、結ばれるレディ。
よくできた擬獣化、ロマンスだとは思うけど、あんまり惹かれず…うん
101匹わんちゃんも見返したいかな…