鍋レモン

007/トゥモロー・ネバー・ダイの鍋レモンのレビュー・感想・評価

3.5
⚪概要とあらすじ
007シリーズ18作目。「ゴールデンアイ」に続く、新生ジェームズ・ボンドの第2弾。

英戦艦が中国領海近くの海域で攻撃を受けた。だがそれは中国空軍によるものではなく、世界の情報を牛耳る“メディアの帝王”カーヴァーの操るステルス艦の仕業であった。事件の背後に何者かの陰謀を確信した英諜報部は、このニュースをいち早く報道したカーヴァーの背後を調査すべく007を送り込む。そしてカーヴァー邸に潜入し衛星システムの証拠を掴んだ007の前に、謎の中国人女性ウェイ・リンが現れた...。

⚪キャッチコピーとセリフ
“ニュージェームズ・ボンド世界を翔ける!”

「大人げないぞ007」

⚪感想
この時代から情報化社会や情報操作が扱われているなんて。予言みたい。

キャスト一覧を見てジェラルド・バトラーが出演しているんだと思ったら、名前のない水兵役で全くわからなかった。
もはやカットされていたりして。

ピアース・ブロスナン演じるジェームズ・ボンドになってから内容が格段に面白くなった気がする。
今までの謎のコント臭はなんだったのか。

ピアース・ブロスナンはショーン・コネリーの色気とジョージ・レーゼンビーの品格とロジャー・ムーアのスマートさとティモシー・ダルトンのハンサムさが有りつつ、新たなジェームズ・ボンドを確立している。
シャワーを浴びて濡れてときのかっこよさが桁違い。

今回のQの発明は新たな車に携帯。
携帯は鍵開け、指紋コピー、電気ショック、車の遠隔操が全部できてしまう。車を遠隔操作できる機能の凄さにびっくりしながら、Qに見せつけるかのように華麗に操作するボンドには笑ってしまう。
車の注意喚起の声はマネー・ペニーかな?
遠隔操作でのカーアクションでは後部座席から操作しミサイルや撒菱で攻撃。タイヤがパンクしても回復と無敵。

ボンドとボンドガールがお互いに手錠をかけられてのアクション。
バイクアクションは前作の戦車に続く迫力だし、垂れ幕のシーンが好み。
2人いるからこそできるテクニックが面白い。
ベトナム市内ぶっ壊しすぎだけどね...。

ボンドガールのパリスとウェイ・リン。

ミシェル・ヨー演じる中国工作員のウェイ・リンの身体能力の高さ。
ミシェル・ヨーが宮沢りえさんに似ていて日本人かと思ってしまった。美人でスタイルが良く、アクションも演技もできるなんて。

今回のボスはメディア王のエリオット・カーヴァー。
メディア王だからか知的さ重視の見た目で新鮮味。

007シリーズにハマりつつある。

⚪鑑賞
午後のロードショーで鑑賞。

⚪パンフレット所持
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