秋聲旅日記を配信している動画配信サービス

『秋聲旅日記』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

秋聲旅日記
動画配信は2025年7月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

『秋聲旅日記』に投稿された感想・評価

徳田秋聲の金沢を舞台にした小説を飛行機が飛び、乗用車が走り、夜景が輝く現代で撮るアナクロニズム。病室の鳥籠と、見下ろす景色の遠近差に惹かれる。ケイコ・リーがピアノを弾き語る「ヂャズ」の時空間が素晴らしかった。とよた真帆の頸を撮る青山真治。

秋聲役の嶋田久作が若き日の蓮實重彦を彷彿とさせる。
うなじのショット、最高。
2回目 2022年12月8日 @アテネフランセ

再見した『軒下のならず者みたいに』『秋聲旅日記』に加えて念願の『海流から遠く離れて』鑑賞。久しぶりの『秋聲旅日記』はデジタルビデオによる移動撮影で溝口的に一定の距離を保ちつつ秋聲を捉えたかと思いきや、あるタイミングで秋聲を追いかけ、突き放されるという変調とそこからまた追い越すという厳格さから緩やかさへの推移が魅力的。気になるのは、人生の節目にあるお絹について語りつつ、あくまで秋聲を通したお絹のイメージが映し出されることで、2人で訪ねるジャズ喫茶でのシーンはそれまでの古典的な繋ぎを無視した大胆なカット割によって幻想性を獲得する。
勿論お絹と共に人生の節目(死期)を迎えている兄の存在もまた重要だろうが、兄とのやりとりは非接触的である(籠の中の鳥)のに対し、お絹との間でささやかなお弁当と日用品のやりとりが車の窓越しに確かに描かれていたことが感動する。中編ながら青山真治の慎ましくも見事な演出の数々に眼が喜んだ。


1回目 2019年1月14日 @東京藝大馬車道校舎

鮎食いたいよね。秋聲が去る時の奥行きに痺れた。

『秋聲旅日記』に似ている作品

BAUS 映画から船出した映画館

上映日:

2025年03月21日

製作国:

上映時間:

116分

ジャンル:

配給:

  • コピアポア・フィルム
  • boid
3.5

あらすじ

1927 年。活動写真に魅了され、「あした」を夢見て青森から上京したサネオとハジメは、ひょんなことから吉祥寺初の映画館“井の頭会館”で働き始める。兄・ハジメは活弁⼠、弟・サネオは社⻑として…

>>続きを読む

紀ノ川 花の巻・文緒の巻

上映日:

1966年06月11日

製作国:

上映時間:

172分

ジャンル:

3.8

あらすじ

明治・大正・昭和と三つの時代を生きた女性の姿を、紀ノ川の流れの如く描いた文字通りの 大河ドラマ。夫の支えとなって家を守る主人公はかなり前時代的に思えるが、 令和のいま見ても十分魅力的!