このレビューはネタバレを含みます
少女狙撃兵こわすぎね。トラウマなるわ…
天才教官によるお笑い調教(前半)と、阿鼻叫喚の戦闘シーン(後半)
後半は訓練が生ぬるく感じるほどの臨場感…あまりの雰囲気の変化に、あの前半何だったんだよって思う。
でも同時に、ハートマンの指導が完璧に必要だったと分かります。
というのも、本当に彼が教えたかったのは、ピュアで極限まで高まった攻撃本能+仲間がやられた時に、絶対に復讐してやるわっていうシンプルなマインド。
人間性が麻痺した戦場で必須な、この2つの幼児性をもった海兵隊を製造するのがハートマンの任務です。
ある意味、デブの場合、教育に成功しすぎたのかもしれない…
デブは沸騰する攻撃性ゆえに教官を殺して、仲間を殺した自分に復讐するのだ。
もっと言えば、アメリカも同じ。滑稽な攻撃性を原動力として、復讐を口実として、自国民やら他国民を戦争で殺し続けてる。
そして今も、バカな幼児たちのミッキーマウス行進は終わらない。
誰だバカは?アメリカにとっての鬼教官は誰なのでしょう?