aki

真実の行方のakiのレビュー・感想・評価

真実の行方(1996年製作の映画)
3.8
なんだか面白かったです^^
冒頭から、弁護士としての心構えや裁判についての警句が展開されて、すぐに惹きつけられました。原作小説がヒットしたというのも納得です。文章が良かった。

全体的に、テンポが良くて、ぐいぐいとあっという間に観終わった印象。終わってみると、よくある話なのですが、なんだか面白かったです。
演技や演出が良かったのかな。

大司教の惨殺のカットは結構グロテスクで直視出来なかったのですが、それ以外はあまりストレスなく、楽しく観れました^^

最後は、なるほど、、、ちょっとしょんぼりする終わり方ですね、、
でも被害者の大司教のスキャンダルもあったので、まぁ殺されても仕方ないというか、そんなに嫌な終わり方でもなく、良かったです。
なんとなく先が読めてしまうのに、気になって見てしまう・・・不思議なバランスです。

裁判の途中で、心神喪失の主張に切り替えられないんですね。そういうものなのか、と勉強になりました。
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