カズオ・イシグロさんがノーベル文学賞を取るまで、この作品を知らなかったです＾＾；タイトルから、なんだかとっつきにくそうな、重くてひっそりした、難しい眠くなる系のお話かな〜、と思っていたのですが、見始めると案外わかりやすかったです。
ヒューマンドラマとしてだけなら分かりやすくて、共感も出来て面白い＾＾歴史の流れや史実のパロディとしては、知識がなくて詳しくは理解出来ていません、、＾＾；
イギリスで、貴族のお屋敷が舞台なので、清潔で美しくて品があって、眺めているだけでも「いいな〜」と思う絵面が好みでした＾＾
アンソニー・ホプキンスも素敵なので、この人が出ているだけでぐいぐい観れてしまう。
にしても、あんな広くて調度品や装飾品が大量にあるお屋敷を、綺麗にキープするにはかなりの人手が要るんだなぁと、改めて驚きました。執事やメイドという職業は今でもありますが、滅私奉公のようにやるなんて、昔だから出来たんだんろうな、、と感慨深いですね。
それが良い面と悪い面があり、スティーブンスは執事人生としては優秀で全うしていて素晴らしいし、一個人の人生としては、寂しいような気もして、、、なるほど、、、日の名残り、、、と思いました。
面白かったです。
＊足が痛くて、塩とお湯を頻繁に頼むお客さんが面白かった＾＾
