このレビューはネタバレを含みます
草食系男子が奔放女子に振り回される系恋愛映画。構図は王道だが、オシャレな雰囲気がサブカル女子に受けたのか、ある種のブームを生んだよね。
ぶっちゃけイマイチ乗れなかった。なんでだろう。冒頭の監督のメッセージに引いちゃったからかな。男性監督が個人的な作品を撮る動機にありがちだよね、女性シンガーソングライターが失恋を歌にするみたいなね、でもその思いを綺麗な映画に仕立てられても、個人的には心が動かない。目を見張るような映像、ハッとするような台詞、瞬間がなかった。時系列を入れ替える演出もなあ、それが効果に繋がってないように思った。
ただ、オチは可愛くて好きだった。季節は巡るんだね。