出演している人のかなりの人が今は亡き人です。三國連太郎、いかりや長介、田中邦衛、ケーシー高峰。若い和久井映見さんを見るのが楽しみです。あれ和久井さんの役は耳の聞こえない女性だと思っていたけど聞こえているみたい、どういうこと？田中邦衛さんの文句タラタラの役は似合ってるけど聞きたくない。和久井映見さんを見ていて美人はどんな男の人にでもすぐに気に入られるけど、その分話したくもない男にも話しかけられることもあるだろうしなぁなどと見ています。いいですねぇ、男は単純で。いいなという女の子が職場やその近くに一人いれば熱心に働ける、そんなもんだと自分のことも含めてそう思う。和久井映見さんの演技が気になる。女の人も同じなんだろうかって。和久井さん、細くって可愛い。追いかける永瀬正敏は都電で家に帰る彼女を追いかけているから今なら立派なストーカー。でも見ていてみずみずしい。今の若い男の一部にはこんなふうに追いかけない人もいるんだろうなぁ。逆い追いかけすぎの人もニュースになってるけど。この映画の時代はまだ長男が1人になった父親の面倒を見る責任があるという時代だったんだね。征子ちゃんの役、和久井映見さん良く似合ってます。加藤征子さんという中学2年の時のきつい英語の先生を思い出したしまいました。最後は、三國連太郎が深い雪の中家に戻るシーンで、出稼ぎに出て戻ってきて家族に迎えられる風景と重ねていて嫌な予感がしながら見ていましたがそうはならなかった。ほっとして見終えました。永瀬正敏の演技気に入りました。三國連太郎さんの顔はなんでいつもきれいじゃないんだろう。
