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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコルのyumikoのレビュー・感想・評価

3.9
ロシアの刑務所で受刑中のイーサンを脱獄させるシーンから。現場に出る試験に合格したベンジーがチームに。

今回のミッションは、ロシア情報局の核戦略担当者、コバルトと機密ファイルを追うミッション。

機密ファイルを盗み出す任務中に殺害されたハナウェイに想いを寄せていた、同じくIMFエージェントのカーター(ポーラ・パットン←美しい!「デジャヴ」の人)とベンジーと共に、クレムリンに侵入を試みる。

クレムリンの室内の廊下にスクリーンを貼り、3D映像で係員の目を欺くシーンは、ベンジーのちょっとしたヘマもあって、笑える。

しかし任務中、クレムリンが爆撃されてしまい、国家間の問題に発展。ゴーストプロトコルが発動され、IMFは解体されることに。

そして、ブルジュ・ハリファのシーンね!イーサンがイヤイヤなのが面白い。そりゃ地上130階だもんね。観ていて手に変な汗かいたよ。帰りは走って帰って来た!笑 ひゃー!って言っちゃった。

そしてインドへ。駐車場のシーンはタイムリミットもあるからもう、ハラハラする。

今は亡きミカエル・ニクヴィスト。ちゃんとスウェーデン出身の教授の役でした。重要な役。

IMF長官の分析官ブラントとしてジェレミー・レナーも登場。分析官らしく理屈っぽい感じが面白い。でもちょっと悲しい秘密が。空中浮遊でサーバールームに潜入。キレキレのアクションはトムよりかっこいいかも。

そしてイーサンを怪しんで追うロシアの刑事がいい役してる。一緒に脱獄した仲間の伏線も回収。

ラストはビールのシーン。ルーサーもちょっと登場。なかなかかっこいいラストです。イーサンの妻に関することがわかる。

ウクライナに侵攻したロシアが、核兵器をちらつかせている今、このように、同内容のエンターテイメント作品を観て楽しんで良いのかという気分になる。

そして、コバルトのセオリーは、広島や長崎は原爆を落とされた後、平和になったから原爆を落とすんだというもの。もちろん物語の中の悪党の言っていることなのだが、何かが、心に引っかかる。
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