yumiko

シカゴ7裁判のyumikoのレビュー・感想・評価

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)
4.0
1968年、シカゴで行われた反戦デモに参加したリーダー達のお話。デモ隊と警官部隊が衝突し、多数の怪我人が出る事態に。5ヶ月後リーダー達は暴動を煽動したとして、裁判にかけられる。

色々な団体のリーダー達や、弁護士、裁判長が、なかなか豪華で、見応えある。特に、裁判長のジュリアス・ホフマンを演じたフランク・ランジェラの被告達を見下した圧倒的な態度!!たった50年60年前とは思えないこの状況に目が離せなくなります。

トム・ヘイデンを演じたエディ・レッドメインの米語も良いですね❤︎
サシャ・バロン・コーエンの濃いめのキャラにちっとも負けてない。(最近観た「ディクテーター 身元不明でニューヨーク」の印象が強くて引きずってるよ、私。笑)

政府側のやりたい放題に、圧倒的不利に見えますが、ベトナム戦争の惨憺たる状況に、みんなの心が一つになります。お、「ア・フュー・グッドメン」の監督さんが監督・脚本なのね。証言内容の映像が挿入されるので、わかりやすいし、面白い!

そして、ラスト。
うう。ちょっと泣けたよ。
こうやって立ち向かう人がいて、みんなが賛同して、より良い世界にしたいのに、戦争は無くならないですね。

面白かったー!!
yumiko

yumiko