yumiko

ブラック・ボックスのyumikoのネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・ボックス(2020年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

事故で妻を失い、記憶喪失になった、ノーラン(ママドゥ・アティエ)のお話。残された一人娘と、元の生活を取り戻そうと努力しているが、記憶はほとんど戻らず、嗜好まで変わり別人のようになってしまった自分に焦る日々。

そんなある日、最先端の装置での治療を試みることに。VRの世界に入り込むと自分の記憶を体験できるというわけ。しかし見たのは全く違う人間の記憶だった…

なるほどー!なかなか面白かったし考えさせられました。息子への愛がこんな形になった、ブルックス医師、すごいんだけど…それやっちゃダメでしょ。と思いました。

昔どこかで、人間の記憶は脳だではなくていろんな体の部分にも宿る…みたいな話を聞いたことがあるのを思い出しました。

気づいてみたら、暴力をふるい、家族の害でしかな自分。一方、娘が必要とする父親。なかなか切ないと感じてしまった。誰も自分のことを望んでないというか…それに気づくの。

しかし娘のエヴァがおしゃまさんで可愛かった。(他人だったらそりゃムカつくわ。笑)

なかなか面白かった!
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