勝手に明るい映画だと思っていたけど、そうでもなかった。
心理描写とかを期待していたけど、それがあまりなく、LGBTの歴史が語られていた。
犬とユアン、似合う笑 犬のセリフがあるのがよかった。
「多分いつもうまくいくと思わなくて、うまくいかないようにしてしまう」
この気持ち、すごくわかる。
傷つきたくないからリスクを回避してしまうけど、そんなことしていたら得られるものが減ってしまう。
だからお父さんの勇気は並大抵のものではないのだろう。
お父さんの決断をきっかけに主人公も生き方を見直す、というのはよかったんだけど、テンポが遅いし抽象的表現に逃げてしまうのがちょっと得意じゃなかった。