ぬーたん

ゴーストライターのぬーたんのレビュー・感想・評価

ゴーストライター(2010年製作の映画)
3.5
ポランスキー監督のこだわりが随所に表れているサスペンス。映像は全体に暗く地味だがそれが魅力にもなっている。ユアンがフェリー乗り場に一人佇むシーン、雨の中自転車を漕ぐシーンは色使いが上手く一枚の絵のように美しい。ストーリーは前半はゆっくりと焦らすように、後半はヒッチコックのようにハラハラして目が離せない。主人公の言動が敵味方関係なく軽率でラストも納得がいかなかったのが残念。客観的にはかっこいいラストではあったけどね。
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