たりほssk

ハリーの災難のたりほsskのネタバレレビュー・内容・結末

ハリーの災難(1955年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

シュールだった…死体を前にしても皆、厄介な落し物があるからどうしよう、くらいのリアクション…。関係する4人の登場人物が、自分が殺したと思われると困るからどうしようどうしようと話し始めて埋めたり掘り返したり埋めたり掘り返したり…挙句の果てに死んでるハリーの服を洗濯し始めたり……驚いたけど、はっきり言って笑ったー。しまいには元?船長さんの笑顔見てたらおかしくておかしくて!……そう!これは常に自分の保身のために動こうとする人間を皮肉ったシュールなコメディなのでした。しかしその4人がだんだんと緊密に仲良くなっていくのもドラマがあっておもしろかったです。舞台で見てもいいなと思いました。災難を受けたハリーの人相がスケッチブックの似顔絵でわかる、というのもすごく興味深かったです。
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