さうすぽー

ハリー・ポッターと炎のゴブレットのさうすぽーのレビュー・感想・評価

3.7
自己満足点 72点

ハリー・ポッターシリーズの4作目にして、ヴォルデモードが復活するというシリーズの中でもターニングポイントになる作品。

ハリポタシリーズの最初の3作品は去年の10月TVでオンエアされたので書きましたが、放送されてない作品もちゃんと書こうと思います。


何と言っても、3校対抗の魔法競技であるトライ・ウィザードが行われる作品であり、色々と独特な内容。
それぞれで行われる競技は、色々な策を行ったりして挑んでいくのが面白いです。
ドラゴンとの対決の時はとある条件で自分の箒を使ったり、最後の迷路の場面は自分の心理が試されたりするなど、ゲームものとして凄くユニークで面白いですね。

その中で渦巻く陰謀や様々は謎が提示され、クライマックスで見事に回収される様も本当にお見事です。

ストーリー展開も重要なキャラクターに初めて死者が出るなど、ヴォルデモード復活に合わせてシリアスで暗くなるのも今までの作品とはまた一味違うのも特徴。


ただこの作品、ロンがとにかく面倒臭い(笑)
思春期ゆえなのか、シリーズ屈指にネジ曲がっているのもあって今回のロンは結構嫌いです(笑)
ハリーが選手に選ばれた後のハリーへの態度は今観ると理解出来なくも無いです。ただ、ハリーだけでなくハーマイオニーにまで不機嫌な態度を取ったりと、正直「お前マジでいい加減にしろ!」と思ってしまいます。
それが今でも好きじゃないです。

あと、個人的にはやはり最初の比較的明るめなハリー・ポッターシリーズの方が好きでした。
これはあくまで個人的な好みだと思います。

ちなみに、今作の主要人物であるセドリック役がテネットでニールを演じたロバート・パティンソンだと知ったのは最近です(笑)
全然気づかなかった!