Maki

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君にのMakiのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

公開:1997年




▼ ▼ ▼ ネタバレあり ▼ ▼ ▼




2021年。年始休みあけから仕事が目まぐるしく日常も圧迫され、好きな映画ドラマもほとんど観てません。この3週間で『ワンダヴィジョン』しかまともに観てないかも。ちょっと気が向いて何かないかなーと、Netflixでおすすめにあがってきたのうっかり再生したら最後まで観ちゃった。

1997年。まだ子供だったけど、楽しみに劇場に行った『シト新生』のブツ切り(「EVAシリーズ…完成していたの?」)に唖然。半年くらいで完成した『Air/まごころを、君に』を観に行ってまたも唖然。劇場の中に巨大なクエスチョンマークが浮かんでいたもの。懐かしいなぁ。

でもでも大好き。これがエヴァ。「やりやがったな庵野」と興奮したもの。

エヴァ弐号機vs戦略自衛隊、vsEVA量産機の手書きアニメーションの躍動感、横G描写はアスカ(みやむーさんの演技)と噛み合って素晴らしすぎる。サードインパクト発動後から人類補完計画の進行とシンジの心象風景、この旧劇の甘美な「狂ってる感」「どうかしてる感」。庵野なにを見せてくれてるんだよ…なカットアップカオス、もうテーブル狭しと床まで転げ落ちるほどの御馳走に満腹。何度も観ると「だんだんね、コツがつかめてくるの」『Komm, susser Tod』も名曲でずっと聴いている。

公開延期がなければ今ごろ『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』に唖然となってたのかもしれないんだね。『シン・エヴァ』は『Air/まごころを、君に』の衝撃を超えられるのかな。



●余談 初号
アスカの「気持ち悪い」で終劇!はほんと美味しい。あれこそ真のエヴァのラストだと想ってきた。なお、のちのち私が就いたオ仕事では「気持ち悪い…と云ってほしがるオ客さま」がちらほらいたから、シンジとアスカは罪深い。

●余談 弐号
心象風景のダイニングで「僕を助けてよ」と迫るシンジにアスカがカーフキックをかましてた 笑

小学校から空手をやってた私はあらゆる格闘技の技の中でも、特に下段回し蹴り=ローキックが大好き。

中学のとき、ちょっとした誤解からレディースみたいなのに眼をつけられ校門前で囲まれた。そのひとりが罵声を発しながら詰め寄ってきたので、莫迦莫迦しくて立ち去ろうとしたら背中に激しい痛み。振り返るとチェーンを振っている。スイッチが入ってしまい、相手の両膝やふくらはぎにひたすら下段連打したら、うずくまって泣きだしたので止めた。
一緒に居た友達には「怖いよ。笑いながら蹴ってるんだもん」と云われ 、どうやら必死のつもりがうっとりしていたらしい。そのあと道場の先生にバレて叱られた。

ごめんなさい🥺

全然エヴァのレビューじゃないけど💦
Maki

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