レオス・カラックス監督のアレックス3部作の2作目のフランス映画
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レオス・カラックスって完璧主義すぎて撮影に金も時間もかかりすぎるから4本しか映画撮ってないんだけど、これが最高傑作だね
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近未来のパリでは、愛のないSEXをすると感染する病気「STBO」が蔓延していた
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孤独に生きる少年アレックスは、新しい人生を渇望していた
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そこに亡き父親の友人のマルクと美少女アンナが現れ、パリから脱出するために犯罪に手を貸す
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アンナに今まで感じたことのない感情を抱いたアレックスは、共にパリから逃げようとする
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3作目の「ポンヌフの恋人」でも共演したドニ・ラヴァンとジュリエット・ビノシュのペアは、最高ですよ
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けっこう古いフランス映画だけど、初めて見た時の衝撃が忘れられない
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夜のパリを描いていて、夜のシーンが多いんだけど、レオス・カラックスのノワール(黒)の表現力が強烈
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とにかく闇が広がる世界を描くことで様々な感情を表現している
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特にバイクで闇の中を逃走するシーンは、思春期の孤独やあせりが複雑に入り交じった感情が未来への希望の光に向かっていく感じがもう鳥肌もん
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ちゃらちゃらした恋愛映画にはない、重厚な世界観を見て、これが映画なんだ
映像でこんなにも感情を表現できるんだって感動したな
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天才レオス・カラックスの世界を覗いてみてください