らら

グラン・トリノのららのネタバレレビュー・内容・結末

グラン・トリノ(2008年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

・登場人物たちの交流が玄関ポーチや前庭から始まるシーンが多く、アメリカの街並みや住宅形式がストーリー展開に大きく影響している点が印象的であった。

・ウォルトがタオに男の会話を教えるというシーンから、男性に共有される男らしさの要素として"デリカシーのない言い方"が含まれていると思った。

・タオが電話でスーの居場所を確認するシーンをウォルトの立場で見ると、言語の壁が相手への分からなさに繋がっていることが強く感じられた。

・最後にウォルトが体を張った非暴力を選択したことは、タオを守ったと同時に、ウォルトが自らのトラウマと決着をつけることにも繋がったのだろうと思った。
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