とし

マジンガーZ対暗黒大将軍のとしのレビュー・感想・評価

マジンガーZ対暗黒大将軍(1974年製作の映画)
3.0
マジンガーZの劇場オリジナル、その第2弾です。当時、劇場にワクワクしながら向かった少年達の心に、トラウマを植え付けた、問題作です(笑)。

ドクターヘルが倒れ、平和になった世界を満喫する兜甲児達。だが、突然不気味なロボット達が現れ、世界の大都市が次々と没していく。残るはマジンガーZが守りを固める、東京のみ!いよいよ、東京にも敵が現れ…それを阻止せんと出撃するマジンガーZだが、苦戦を強いられる。敵は、機械獣では無かった。それを遥かに上回る力を持った、ミケーネの戦闘獣だったのだ!何とか戦闘獣を撃退したマジンガーZだったが、見るも無残にボロボロだ。修理にはかなりの時間が必要である。しかも、甲児の弟シローが重傷を負い、意識不明で手術が必要だ。甲児は大量の血液をシローの為に輸血し、フラフラの状態である。そんな中、マジンガーZにトドメを刺さんと、獣魔将軍率いる軍団が東京を急襲!最悪のコンディションの甲児は、まだ修理が終わらぬマジンガーZに乗り込み、絶望的な戦いに赴くのであった!…という内容ですね。

もうね、本当劇場にいた少年は2パターンありました。マジンガーZが大好きで、敗れたマジンガーZに涙する少年。そしてもう1つは、現れた救世主…グレートマジンガーに心奪われた少年。私は…その中間だったなぁ。グレートマジンガーは格好良かったけど、今迄大好きだったマジンガーZの事を思うと、手放しに喜べないって感じかな?しかし、よくこんな脚本書いたな…。純粋な少年を、何だと思ってるんだ!!
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