なっすん

アイアンマンのなっすんのレビュー・感想・評価

アイアンマン(2008年製作の映画)
3.9
―記録は破るためにある!―


【あらすじ】
最新技術による兵器の開発・販売を行う会社“スタークインダストリーズ”社長・トニースタークは、新作兵器のデモに参加した際にテロ組織“テンリングス”に拉致されてしまう。囚われのみでありながら、パワードスーツを開発し、脱出を試みたスターク。テロ組織に自社製品を利用されていたことを知った彼は兵器開発から撤退。最新スーツを見にまとい、鋼鉄のヒーローとなった―


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ワンダヴィジョン鑑賞後ということもあり、再度MCUマラソンに挑戦中!!

「私がアイアンマンだ」の名言を放ってスタートしたMCUシリーズの第1作目。いまやナノテクで駆け抜けるアイアンマンに比べて、スタイリッシュ感に欠けるゴリゴリの初期コスチューム、時代を感じます。ここまでトニースタークを実写再現できるのかと、登場したロバートダウニーjrに感動すらしました。正義!誠実!といった従来のよくあるスーパーヒーローとは全然違う、金!酒!女!なヒーローってのは新鮮。

今では髭もはやして立派になったハッピーはまだ若くてし頼りないし、社長と秘書の関係を保つペッパーなど、最新作とはかけはなれたキャラを楽しむのも醍醐味。
藤原啓治の吹き替えも、まだ設定があやふやな時期だったのか、今とは全然違う。
アクションはもういうまでもなくド派手で見所もばっちり。最新技術を駆使して勝つだけでなく、中盤の伏線を見事に利用して頭脳戦に持ち込む辺りも楽しめた。

「トニースタークにもハートはある」も、ちゃんと登場。
感慨深いものがある。
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