てっちゃん

トップガンのてっちゃんのレビュー・感想・評価

トップガン(1986年製作の映画)
3.8
予習のために鑑賞です。
たぶんマーヴェリックが公開されなかったら、たぶん観なかったかなってやつ。
たぶんマーヴェリックも観ないだろうなと思っていたら、それはそれは評判が良い声が聞こえてきて、観に行った方が良いよとダメ押しされたので、観に行きますか!となったので予習をしたわけです。
そんな訳で、今回はこちらの感想を。

もう公開されて、35年以上経っているんだ、、それなのに現役で活躍している圧倒的なスター性あるトムクルーズさんって何者なの?ってなってしまう。
本作が彼の完全なる出世作とのことだけど、そこからずっと第一線にいるわけでしょ。
圧倒的なお顔立ちは言う間でもないけど、やっぱりあの”ニカっ”とした笑顔は、この頃から健在なんだ。

ミリオタでもないし、メカマニアでもないのに、なんで飛行機(戦闘機って言った方がいいか)を見るだけでテンション上がるんでしょう。
オープニングから、フーッ!!と雄叫び上げたくなるかっこよさよ。
ほんでデンジャーゾーンが爆音で掛かるわけでしょ。
ぶちあがるわけだよね。

想像していた私の”トップガン”は、戦闘機でばんばん敵機を撃墜していき、気になるあの子も出てきて、ライバルとの分かち合いもあって、挫折もあったりして、最後は強敵を倒して、狙っているあの子のハートも撃墜させるみたいな物語かと思っていました。

イメージ通りといえばそうだけど、明らかに違うところは”戦争映画”ではないところ。
(もちろん直接的ではないにせよ、アメリカ軍が撮影に協力したところから、戦争映画といえなくもないかもしれないけども、エンタメ的な目線での話で)
本作は”戦争映画”というよりかは、”強豪校部活青春映画”と言ってもいいくらいかもしれない。

もともとトップガンにやってくる人たちは、超エリートの飛行機乗りなので、熱血指導をされて、這い上がっていくストーリーでもなく、物語の主体はマーヴェリックがひたすら突き進んでいって、仲間との協調性も学んでいくというストーリーだったので、そこがイメージと違ったかなという印象だった。

演出的にしつこいよ!とも思ったりもしたし、気になる恋模様のシーンではやたらと焦らすし、焦らして焦らして、、、からのキッス、、、で思わず吹き出し笑いしたほどに、分かりやすい展開もあって好感持てた。
なるほど、恋は焦らしが大切なのね、と公開当時に観ていれば思ったことでしょう。

そんなわけで、マーヴェリック鑑賞に備えて、復讐は完了した次第でありました。
てっちゃん

てっちゃん