このレビューはネタバレを含みます
トップガンマーヴェリックを見たかったので一作目から初視聴。
映像は撮影した年代上どうしたって粗さが出てしまうが、それ以上に空の色が常に美しく撮られているのが印象的だった。
常にマーヴェリックのそばには空があり、追い求めるものの美しさを見たようだった。
また、空と同じようにいつも寄り添っていたグースの死は想像以上に辛く、まさしく半身をもがれたような苦しさや空虚感があった。観客に彼のことを好きにさせてから失わせるのは、マーヴェリックの悲しみの一部を追体験させるつもりだったのだろう。
恋愛、戦闘、仲間との友情、家族を失い、それを乗り越える。王道でありながら十分面白さを感じられた。