鷺宮テラス

ハッピー フィートの鷺宮テラスのネタバレレビュー・内容・結末

ハッピー フィート(2006年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

どうしよ。たのしい。

¡Hola! と話すラテンアメリカ調のノリノリのアミーゴス(アデリーペンギンの五人組)彼らの歩き方、英語の話し方含めてちょう楽しかった。


先日、公園の池に2匹だけ鴨が泳いでおりましてしばらく眺めていると2匹が交互に"踊っている"かのように首を上下に振りながら嘴で水面をつつき合って、光に照らされた水面の波紋が綺麗に交差している様子に見惚れていたら、1匹が潜り片方は上に乗って数分経つと互いに距離を取って上に乗った方は羽をバタバタと誇らしげに羽ばたかせて、下にいた方は優雅に毛繕いを始めるものだから、それはそれは人間の男女の営みのような美しい景色だったので調べてみたら鴨の交尾でした。求愛行動(水面をつつく)後にメスは相手として認めると水に潜ってお尻を差し出すそう。

俄然鳥類の求愛行動に興味が湧いて
ペンギンのそれを調べるとアデリーペンギンはオスがメスに石をプレゼント。えー素敵。

皇帝ペンギンはオスの声と(slowlyな)ダンスのリズムでメスが相手を決めるそう。mágica!

ロビン・ウィリアムさんが担当した"ラブレイス"という名のペンギン (イモータン・ジョーの原型を観たw)のよろけながら歩く姿が(胸を痛めつつも)たのしくてたくさん笑ったww


皇帝ペンギンとアデリーペンギンの両方をたのしめると噂の名古屋港水族館に行きたくなりました!

Viva la party!!!!! (作中の台詞) 笑。


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1959年に締結された南極条約は何回か追加修正されて1980年に南極の海洋生物資源の保存に関する条約が採択された。メモ。

2011年6月20日。生息地の南極大陸から3000キロも離れたニュージーランドの浜辺に1匹の迷子のオスの皇帝ペンギンが発見された。彼は本作にちなんで"ハッピーフィート"と名付けられた。

暑いと雪を食べる習性がある種なのでニュージーランドの暑さに耐えかねて砂を食べて体調を崩した。ニュージーランドトップクラスの医師(普段は人間を治療しているDr.John Wyeth。ニュージーランド消化器病学会元会長で、首都ウェリントン病院消化器科の責任者)が招集され、同月27日に手術が行われた。喉から内視鏡を挿入し消化器に残っていた枝や石を取り除く手術は2時間に及んだ。同年8月29日、回復したハッピーフィートは小型のGPS装置を付けられて海に返された。故郷まで2000キロの沖であった。はっぴーふぃーとー!涙。
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