このレビューはネタバレを含みます
お部屋にあるお面のように怒っているようにも悲しんでいるようにも慈しんでいるようにも見えるブレンダン•グリーソンさんが素晴らしかった。泣けた。
dullやらストゥークス(アイルランドのスラング?)やらドミニクからwhiny little dull arse以下とまで言われてしまうパードリックが哀れだった(可笑しかった)。ドミニクもフランス語を引用するなどとても賢い子だったと思うんだ。
生きづらいけれど幾ばくかのものはこれから先もthere’s no movin on fromだと帰結されていて余韻も清々しい。
妹役の方美しかった。
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ドミニク役のバリー・コーガンさんがterrifying health scareを公にされた報道があってnecrotizing fasciitis(壊死性筋膜炎)で腕の切断の必要性にも迫られていたということだった。本作の撮影が4日すぎた頃には腕が腫れ上がっていたそう。彼だけが厚手のセーターを着ていたのは隠すためだったのかなと思った。役者魂。→今は克服?