このレビューはネタバレを含みます
『You wont’ find much mercy anywhere in Wyoming.』
オレは20人しか入植していないワイオミングの小さな町に流れ着いて(ここから先の山は越えることは出来ないからだが)、皆のためにシラミ退治もやり千頭のsteers(食肉用に去勢した牛)を飼うまでになっているというのに、地主のクレーンは年に1回牛が餌と水のために土地を横切ることに反対し有刺鉄線を張ろうとしやがる。奴と決闘しケリをつける。かつて愛し合っていたヘレン(クレーンの妻=ティナ・ルイーズ)もわかってくれるはずだ。(んなわけない)
とんだ邪魔が入った。ウエストポイント(NYの陸軍士官学校)出身でユタ州のモルモン教徒虐殺で闇堕ちてしまったキャプテン・ブルーン率いる7人組のギャングだ。ヘレンはおろか美味くもないコーヒーを毎日入れてくれる看板娘のジョーイや他の皆の妻まで奪われるかもしれない。どうするオレ、ブレーズ・スタレット。
ワイオミングの冬はとてつもなく厳しい。馬の脚が付け根まで埋まってしまう。そして俺はもっと早くそれも序盤で気付くべきだった。慈悲もない冬のワイオミングにこのような薄着(blu-rayのジャケ)の女性などいるはずがないと。
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会話に繋がりがなくて聖書のようなやり取りで惹かれるものはなかったけれど雪の西部劇の雰囲気は好き。
ティナ・ルイーズはもちろんヴェネチア・スティーブンソンさんもお綺麗でした。
北米版ブルーレイで鑑賞。