男の現実と、女の夢。
冬の夜、孤独な男マリオは橋の上で泣いている少女ナタリアに出会う。
溜息が出るほど美しいーー。
雨に濡れ、霧が立ち込め、雪が降る… すべてセットでの撮影なのに。恋人を待ち続けるナタリアは夢の中にいるように観えるし、
そんなナタリアに惹かれて、朝寝坊したり風邪をひいたりと現実を生きるマリオが観える。
3日目の晩には人混みの中でもお互いを探せるようになり、ナイトクラブでのダンスではお互いの熱を感じちゃう。
浮き沈みする感情に、肌感触が幻想的でも生々しくて、扇情的。 愛って、誰でも良いわけじゃないんだな〜って、しみじみ。
想いのように積もった雪は…