久しぶりにファンタジーが観たくなったけど…。
19世紀のドイツ。魔物退治を騙りペテンで生計を立てていたウィル(マット・デイモン)とジェイク(ヒース・レジャー)のグリム兄弟。詐欺がバレ、フランス軍に逮捕されるが解放の条件としてマルバデンの森に消えた少女11人の捜索を引き受ける。
うーん、めちゃくちゃ中途半端な印象。
冒頭の魔女(バンシー)があまりに安っぽくて観るのやめようかと思ったけど「ああ、そゆことね」と納得。その後も見続けたけど、終始どうにも安っぽさを感じてしまってノリきれなかった。
マット・デイモンもヒース・レジャーも、レナ・へディも全然悪くない。
出演時間は短いけどモニカ・ベルッチの演じた鏡の王妃も美し過ぎてかなり印象に残る。
コメディリーフのピーター・ストーメアも終盤なかなかの活躍を見せていいキャラ。
だけどこれはストーリーがどうにも面白くない。盛り上がりに欠けて眠くなっちゃって2回に分けて観ちゃったし、あんまり記憶に残るような作品じゃなかったなー。
女の子がのっぺらぼうにされちゃうとこは不気味で、泥の化け物のインパクトも気持ち悪くて、あそこだけよかったかも。