Newman

日の名残りのNewmanのレビュー・感想・評価

日の名残り(1993年製作の映画)
3.9
英語をどんな風に勉強したらいいか、何を読むべきかなどについて参考にさせてもらっている東大教授斎藤兆史氏が大好きな英国小説の3作品のうちの1作であると言っていたので、観ました。感想は、ケントンさんが可哀想でした。最後の別れの場面でもバスの中で泣いていました。きっと、結婚するからとさっさと仕事を辞めていった若い女中と比較する形で、その不幸、可哀想さを際立たせていたんでしょうね。でもウィリアム執事は、きっとどんな風に何をしてもケントンさんよりも仕事優先の人でしかないのだと思います。そう描かれていたと思います。小説を読んで気になったら、また映画も観てみることにします。
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