いや〜食わず嫌いはよくないですな〜。なんか「名作」然とした、英国執事の小難しそうな話だと思って敬遠していたのが、もったいない。じつにスリリング。そして同時に口に出せなかったラブストーリーでもあるという。
第一次大戦と第二次大戦のあいだ、複雑な欧州政治に翻弄される善良な貴族と、その主人に一生仕えた執事の話。
こう書くと、面倒くさそうなストーリーに聞こえるけど、ホント、映画って面白いな〜と久々に感じた。
アンソニー・ホプキンスのハマり役でもあるし、エマ・トンプソン、ヒューグラント、クリストファー・リーブと、脇役陣も超豪華。ちょい役でマイケル・ロンズデールまで出ていた。至福のひととき。