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スカーフェイスのolnのレビュー・感想・評価

スカーフェイス(1983年製作の映画)
3.9
THE WORLD IS YOURS

全てを思いのままにしたいトニー・モンタナ。チンピラから成り上がるために、殺しや薬物の密輸に加担します。

嘘をつかない性格を買われ、麻薬組織のボスの懐に入り込み、虫の好かないやつらを一掃し、地位、金、女を手に入れます。

成り上がった麻薬王、望んだものは手にしたはず。
でも、何か足りない。

人の夢は儚い。




感想です。

今週の再鑑賞、改め 今月の再鑑賞にします。ちょいと忙しいので、ルール変更です。
てなわけで今月の再鑑賞は、内容をすっかり忘れたと思っていた”スカーフェイス”です。が、観始めるとだいたい覚えていて、懐かしい気持ちでいっぱいでした。

だっせぇシンセサイザーで幕を開ける本作。シンセサイザーって当時の感覚だと、かっこよかったんでしょうか。リアルタイム世代の意見を伺いたいものです。

ちゃんこつぴっぽっぱが本作の思い出話をしてるときに、トニーが会話中に韻を踏んでいるという話をしていたので、耳をしっかり働かせたところ、けっこうしっかり韻踏んでるし、一定のリズムで話しているように感じます。
トニーは言うことを聞かせるキャラクターなので、話のグルーヴ感を良くするように意図したのかもしれません。

マフィアものといえば、成功と転落。本作のストーリーは、まさにそれでありきたりな展開ではありますが、画面作りやテンポ感、演者の気迫で見入ってしまいます。
鼻からマフィア成分を吸収したい気分のときには、鑑賞をお勧めしたい作品です。

Say hello to my little friend!
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