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レジェンド/光と闇の伝説のTakaCineのレビュー・感想・評価

レジェンド/光と闇の伝説(1985年製作の映画)
2.8
作り込まれたファンタジー世界が、物語を忘れさせるほど凄い!!

なんで劇場で観ちゃったんだろう?
たぶんリドリー・スコットだからかも(笑)『エイリアン』観た後だったので。

まだ当時はトム・クルーズをよく知らなかった。本作でデビューしたミア・サラ、ちょっと当時好きでしたね。

とにかく作り込まれたビジュアルが圧倒的に凄かった!!(確か)イギリスのスタジオに巨大セットを組んで、神秘的なファンタジーの森を再現した執念がリドリーらしいです。そこにユニコーンが出現した時の衝撃は、まだ子供だったので素直にビックリしました。

暗がりの暖炉の炎の中で、一心不乱に踊る王女の美しさと黒い魔女の怖さが忘れられない。

だが圧倒的にビジュアルで成功しているのは、ティム・カリーが演じた闇の王「ロード オブ ダークネス」です。この魔王のビジュアルと声は、想像を越えた異形すぎて度肝を抜かれました。造形凄くて好きです!

このキャラクターは、米Yahoo!ムービーの「偉大な映画のクリーチャー20」にも選ばれました。(他にエイリアン、ゴジラもいます)

あのロブ・ボッティン(『遊星からの物体X』など)が特殊メイクをしていたんですね。知りませんでした。アカデミー賞メイクアップ賞にノミネートされました。
その他、妖精ガンプやブラウン・トムといったお伽世界のキャラクターが面白いです。

音楽はジェリー・ゴールドスミスですし(トラブルあったようですが)、一流スタッフと大金で作った映画ですが、評価は低く見事にこけたようです。

本当にビジュアルは凄かったんですが、物語が良くなかったのかも。というよりも、ぜんぜん物語覚えていないです(笑)

ファンタジー世界をその目で観たい人、一角獣ファン、トム・クルーズファン、時間のある奇特な人は観てみるのも良いかもしれません。
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