ひろぽん

クローズZERO IIのひろぽんのレビュー・感想・評価

クローズZERO II(2009年製作の映画)
4.4
『クローズZERO』の続編
滝谷源治率いるGPSが芹沢軍団に勝利を収めるもリンダマンを倒せず、鈴蘭をまとめて頂点に立つことができていない。そんな中、何も知らない滝谷源治により休戦協定を結んでいた鈴蘭と鳳仙の協定が破られ、争いが激化しついに鳴海大我率いる鳳仙学園と全面戦争を迎えるが、まとまらない鈴蘭高校はこの危機の中どう戦うのかという物語。

ーーーーーーーーーーーーーーー
鈴蘭男子高校VS宝仙学園高校
ーーーーーーーーーーーーーーー

まとまりがなく自由奔放な鈴蘭と、幹部以外スキンヘッドで一枚岩の軍団・鳳仙の因縁の対決

前作に引き続き鈴蘭のメンツの顔ぶれもいいが、今作で登場する鳳仙の新キャラも1人1人個性豊かで魅力的。金子ノブアキ、三浦春馬、綾野剛と顔ぶれがとても豪華✨

鳳仙と戦うのにバラバラでどうしようもない時に滝谷源治が自分の内に秘めた想いをみんなに伝えるために校内放送で語るシーン好き。

今作では芹沢が伊崎や漆原とタイマンで実力を見せつけるシーンがとてつもなくカッコよかった!そして滝谷源治を大将とまつりあげるシーンはグッときた。

それ以上に滝谷源治の振る舞いが男の中の漢で憧れてしまう。1人で大勢を相手にしようとする姿はまさに勇者。

鳳仙のトップ・鳴海大我と向かい合うシーンはお互いに冷静な振る舞いで、言葉のチョイスがカッコよくて痺れる!

クローズZEROシリーズはやっぱり喧嘩してるアクションシーンより、それ以外の人間ドラマの部分の方が見ごたえがあるように感じる。

この作品観たあとは自分も強くなったような気になって、道行く人達に喧嘩ふっかけて突っ込んでいきそう!笑

どの業界でも人の上に立ち、まとめるというのは大変だなとしみじみ思う。

ⅠもⅡもリンダマンで最後終わるのいいね。それにしてもリンダマンの強者感半端ないな。
ひろぽん

ひろぽん