ロバート・デニーロ、ショーン・ペン、デミ・ムーアと豪華な役者が集ったコメディタッチの映画です。これは1989年の映画ですが、実はリメイクでオリジナルは1955年の映画だそうです。
牢屋から脱獄したネッド役のロバート・デニーロとジム役のショーン・ペンがカナダ国境の近くで、神父になりすまし、国境の橋を渡り逃亡しようとするお話です。
この国境の橋がなかなか渡れず、あの手この手を尽くすのですが、なかなか渡れません。信仰心のないネッドが、教会のマリア様にお祈りすると道が開けるのが面白いですね。
神父と言うだけであれだけ周りの人に信頼されるのは、やはりキリスト教の信仰が厚いんだろうなと感じます。それだけ、脱獄囚が神父のふりをするギャップが笑えて楽しい映画です。
オーバーなリアクションと表情作りが面白いネッドと、終始オドオドしていて弱気なジム。この2人のコンビがなかなか面白いです。
ジムのお祭りでのスピーチのシーンは、良かったですね。ジムは、信仰心もないし、スピーチの言葉なんて全く頭に浮かばないのですが、話しているうちにだんだんとエンジンがかかって来て、最後には、素晴らしいスピーチにしてしまいます。
気楽にリラックスして楽しめる映画だと思います。