Tom2022

K-19のTom2022のレビュー・感想・評価

K-19(2002年製作の映画)
3.0
米ソ冷戦時のソ連の原子力潜水艦に関する実話を、アメリカが映画化している作品です。

1961年に、ソ連は、どうにか作り上げた原子力潜水艦K-19を出航させます。新艦長であるボストリコフ(ハリソン・フォード)と、経験豊富な副艦長ポレーニン(リーアム・ニーソン)が意見を対立しながらも度重なる困難を乗り越えて行きます。そして、ついには・・・。

ハリソン・フォードとリーアム・ニーソンが演じているだけで、個人的には、感激してしまいますね😄。そして、ソ連の映画なのに、みんな英語で話しているところが面白いなと思います。

この映画は、戦争映画と言うよりも、原子力潜水艦の故障とそれを取り巻く人達の映画です。そして、世界を救うべく活躍する影のヒーロー達の映画です。しかしながら、こう言った乗組員の話をあまり聞かずに、軍の調査が行われているのは、残念ですね🤔。

また、上に立つ上官の責任の重さがすごく伝わってくる映画でもありました。特に、無線を失い孤立無援になってしまい、最悪の事態において、全てを判断しなくてはならないのは大変だと思います。

ちなみに、前半と後半で、話の流れが急に変わってしまうところには、ちょっと付いていけない感じもありました😅。

さて、命を懸けて世界を救ったであろうこういった影の人々への敬意は、持ち続けるべきであろうし、こういう話がもっと世に出て来て欲しいなと思います。

しかしながら、世界には、何隻の原子力潜水艦が沈んでいるんだろうなと考えてしまいますね。
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