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処女の生血のhideharuのレビュー・感想・評価

処女の生血(1974年製作の映画)
4.0
2018.2.2 DVDを再見。
国立映画館で3D特集と並行してポールモリセイ特集もされなのでその際にも鑑賞。大スクリーンでの上映だったので嬉しかった。

物の本によるとビットリオデシーカは同姓同名の別人らしいがそんなのはどうでも良い。

今回は立体でもなければ内臓も溢れ出ない分、ウドキアの演技がさらにパワーアップしているし、ジョー様もより美しくナルシシックに磨きがかかっている。でもジョー様は背が低いのが露呈。オバさん(娘たちの母親)の方が背が高かった。

これまたウドキアの過剰演技とゲロで笑いを誘うが中々の悲劇だと思う。ドラキュラのくせに弱っちいし、処女の血しか受け付けないときている。身体も衰弱して頼れるのはアホな下男のみ。

ジョー様は共産主義に傾倒している屋敷の召使い。その有り余る性欲で屋敷の娘たちと淫行を楽しむ。
屋外のシーンが少なく、屋敷内のシーンが多いと思うが少し朽ちかけた感じがとても雰囲気良い。イタリアなんかに行けば今でもこのての屋敷はゴロゴロしているのだろうね。
「悪魔のはらわた」に比べるとグロが少ないいが最後はそれなりに見せてくれる。
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