risa

スタンド・バイ・ミーのrisaのネタバレレビュー・内容・結末

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

この映画は、移動の映画だと思った。冒険の中での距離だけでなく、人間関係も、時間に伴って自分の位置も相手の位置も変わっていく。
子供の頃って1日がものすごく長く感じた。子供たちは歩いて移動して、大人は車。実際の移動する速度と、それぞれが体感する時間の流れの速さが比例している。
子供ながらにそれぞれが持つ劣等感。それを持つきっかけになるのは大人なんじゃないかな。大人にとってたった一言、たった1日でも、子供にとってはすごく大きい。
「子供さ、子供時代は二度と来ない」
「あの12歳のときのような友達はもうできない」
あの頃の友達と今話したとしても、きっとあのままではない。
risa

risa